今日は、ボクの8回目の誕生日。
何だか急に、すごく大人になって
しまったような気がします。
8歳というと、もう二人と同じくらいか、
それともボクの方が年上になってしまったかな。
ねえ、ボクとはじめて会ったときのこと
覚えていますか?
あの日、抱きかかえられた時に嗅いだにおいは
今ではボクの安らぎになっています。

自由のない小さな部屋からボクを
連れ出してくれたその場所は、暖かくて、優しくて
ボクは幸せなんだと感じられる空間になった。
小さい頃は、ずいぶん迷惑をかけてしまいましたね。
おトイレじゃないところを汚してしまったり
家具を噛んでボロボロにしたり。
そのたびに、いっぱい怒られたっけ。
でも、どうかわかってください。
まだこの群れのルールを、きちんと
理解していなかったのです。

たくさん色んな事を教えてもらったおかげで
ちょっとはカッコいいボクになれたんじゃないかな
と、思ったりしています。
楽しい思い出も、たくさんできました。
広い草の上や、爽やかなにおいに包まれる空の下。
見たこともないキラキラした景色や、
時々、食べさせてくれた何だか猛烈に美味しいアレとか。

そして、ボクが2歳の頃にやってきた
小さな仲間のこと。

これからのボクは、犬の世界ではシニア世代に入るらしい。
まだまだ、若いほうかもしれないけれど、
心配かけてしまうことも増えていくかもしれない。
でもきっと、どんなことがあっても
ボクは乗り越えていけると思います。
だってボクには、世界で一番ボクを愛してくれるふたりと
ボクと同じコトバで、いつも笑わせてくれる仲間がいる。
ボクの大好きなパパ。
これから何があろうと、いつものように頼もしくて
強いパパでいてほしい。
でもさ、たまにはその四角くて硬いおもちゃを置いて
ボクを見つめてくれるといいな。

優しいママ。
ボクに何かあると、すぐ心配して泣いちゃうママ。
いつも一番にボクの小さな変化に気づいてくれて、
ありがとう。あんまり泣かないでよ。
ボクがまだまだ、 笑わせてあげるからさ。

コバルト。
キミが群れに加わったとき、最初は正直
いい思いはしなかったんだ。
ボクのパパとママや、大切な場所を奪われてしまうような
気がしたんだ。
だけど、一緒にご飯を食べたり、お昼寝したり、
お散歩したり。ボクたちだけのコトバで、
たくさんたくさん、話してきたよね。
今では、ボクの一番の理解者はキミなのかもしれないと思ってる。
ちょっと生意気なところはあるけれど、ボクの大切な弟だ。

今夜は楽しみにしていた、特別なごちそう。

パパ、ボクがお願い事をするから、願いが叶うように
ろうそくの火を一緒に消してくれる?

ケーキちょっと失敗しちゃった、なんてため息ついてたけど
この顔をみても、そう思う?ママ。
コバルト、恨めしそうな顔するなよ。
ケーキは一緒に、食べよう。
さあ、ボクの願い事は…

“お誕生日、おめでとう!チェレステ。”

ボクは幸せワンコでしー!


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